最近、ニュースでよく見かける「ウッドショック」
今後の建築業界や不動産業界に及ぼす影響はなにかを考えてみました。
ウッドショックとは?
ウッドショックとは、日本国内での木材の価格が高騰し品薄状態になっていることです。
なぜ、木材が高騰するかと言うと、日本での建築資材の約60%は輸入に頼っているため、海外から木材が入らなければ品薄状態になり価格は上昇します。
輸入先のアメリカではコロナの影響で郊外の住宅需要が拡大、建築ラッシュとなり木材が高騰しています。価格は1年で4~5倍にもなっています。
最近では木材自体が手に入らないケースも出てきています。
これかの住宅事情はどうなるのか?
今のとこと木材の高騰で住宅の価格は上がっていません。
しかし、このまま輸入木材の価格が高騰し続けたり輸入できない状態がつづくと、建築中の工事が止まったり、新しい住宅の着工ができなかったりします。
また、国産の木材もフル稼働で生産体制を強化していも追いついていないのが現状です。
このように考えると今後は住宅の価格が上昇する確率は高いのではないでしょうか。
ただ個人的には木材価格は早く下がって欲しいです 。今でも住宅価格が上昇しているので、これ以上、住宅の価格が上がらないことを願いいます。
2021年5月25日の日経新聞にもウッドショックの記事がでてました。
