今回は、内見(内覧)時にチェックする項目ではなく、「この部屋を借りよう!」と決めてから必ずして欲しいこと3つをご説明します。
契約が終わり入居が決まってからでは後悔することになりますので、事前に次の3つを確認してください。
その3つは、「家主に相談したいと」「お金の確認」「契約書・重要事項説明書の内容を確認」この3つのポイントをご説明していきます。
家主に相談したいこと
借りるお部屋を決めたら、家主さんに相談したいことリストを作ってください。リストと言っても箇条書きで十分です。例えば金銭的なことやお部屋内の設備などです。
例)・コンロ交換
・インターフォンをモニター付きに交換
・ウォシュレット取付
・照明器具取替
・家賃値下げ
リスト作成には、実際に住んだときの生活を具体的「朝起きてから夜寝るまで」を事細かく頭の中で体験してください。すると疑問点などでてきますので、それをリストに入れて下さい。
一度、リストを作ったら再度お部屋を内見(内覧)してください。そして再内見(内覧)時には、リストにある項目を確認し特に問題なければリストから削除してください。
これでリストに残った項目を条件に申込をしてください。
申込後や契約後に家主さんに相談や交渉しても、入居が決まっているので聞き入れられないことがほとんどです。せっかく気分よく引越しして新しい生活を始めようとするときに、これではテンションが下がります。そうならないように条件面も含めてリストを作って相談・交渉しましょう。
実際の相談や交渉は、自分でしません。不動産会社が家主さんに相談・交渉してくれるので気軽にお願いしてみましょう。
お金の確認
次は、必要なお金の確認です。ネットや不動産会社にもらった資料などに記載されていること以外に必要になる費用があるかもしれません。仮の入居日を設定して事前に必要な金額を確認しましょう。
合計金額を見ると意外と費用がかかったていたりします。特に家主さん以外に支払う金額には注意をしましょう。案内してくれた不動産会社独自のサービスに強制加入させられることがあります。その場合は他の不動産会社から申込すれば費用を安く抑えることができます。
通常必要な費用は「火災保険」「家賃保証」「鍵交換」「仲介手数料」です。
「クリーニング費用」も必要な場合が多いですが、北海道のアパマンショップ爆発事件後はクリーニング費用を取らないケースが増えています。
これ以外の費用がある場合は、他の不動産会社にも話を聞いてみましょう。
「皆さん加入しているので安心です」は要注意!
契約書・重要事項説明書の内容を確認
最後に契約書・重要事項説明書の確認です。
これは契約日の当日よりも、事前に書類をもらったり説明を受けましょう。
特に注意が必要なのは「重要事項説明書」で契約書よりも細かく重要なことが書かれていますので十分に理解して下さい。また、その中でも「特約事項」には注意が必要です。特約事項には「エアコンが故障したら借主が修理すること」「退去後のリフォーム代は借主負担」など書かれていれば有効となりますので、後で見ていなかったや知らなかったでは通用しません。
確認して欲しい事項
・契約条件(家賃、礼金、共益費等)
・支払方法(振込先や手数料の負担)
・更新料とその事務手数料の有無
・解約する時の通知期限(1ヶ月前が多い)
・原状回復費用の負担(自然損耗は負担なし)
・設備が故障したときの修理費負担(基本家主)
・短期間で解約したときの違約金
以上の項目については内容をよく理解しましょう。
契約書や重要事項説明書は難しく書かれていますので、少しでも疑問思ったことは恥ずかしがらずに確認しましょう。
無料で契約書・重要事項説明書等のチェックしています。
契約書や重要事項説明書の内容で不安や疑問点があるけど、今の不動産会社には聞きづらい場合はお気軽にご相談・ご質問ください。
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