今回は、空室対策の1つで「アクセントクロス」をご紹介します。
もうすでに、「アクセントクロス」をされている大家さんも多いかと思いますが、まだ実施していない大家さんは是非「アクセントクロス」にしてください。
お部屋の印象がガラッと変わりますので、お客さんの内覧はあるのになぜか契約できないお部屋に取り入れてください。
空室対策になるのか
実際に管理しているマンションで2部屋(家賃等条件は一緒、A号室は角部屋、B号室は中住戸)が空室になりました。A号室は全体を白いクロスに張替、B号室は「アクセントクロス」を取り入れた結果、B号室が先に決まりました。
入居者に、なぜB号室に決めたのか話を聞きくと
入居者:「面積は少し狭いが一面だけクロスの色が違いお洒落だったから」
やはりお部屋の一面だけでもクロスを変えると、お洒落に見えますしマンション全体のイメージが良くなります。ただ「アクセントクロス」にすれば空室がすぐに埋るかと言うと、実際問題これだけでは難しいです。しかし他の物件と競合したときには「印象が良い」「洒落な部屋」などの良いイメージがあるので、こちらのお部屋を選んでくれます。
どのようなクロスが良いのか
基本、お部屋のクロスは、白色やクリーム色が多いと思いますので「アクセントクロス」は少し濃いめの色が良いです。量産品の中にも2・3種類は濃いめのクロスがありますので、その中から選べば余分に費用がかかることなくお洒落お部屋に変身させることができます。
予算がある場合でも、原色に近い派手な色や柄が目立つクロスは、安っぽく見えたりしますので注意が必要です。
また、ファミリータイプのお部屋ならリビングの一面とトイレの一面を張り替えるとよいでしょう。どの面に貼るのが良いかは間取りによって変わりますが、基本的には窓がない面に貼ると見映えがするのでより効果的です。
海外のクロスでは、このような物まであります。
ここの会社は、大阪市の天王寺駅(ハルカス)近くに「友安製作所Cafe&Bar阿倍野」としてお店をされています。
先日ランチに行きましたが女性客ばかりで満席。少し待ちましたが料理が美味しくて、お店の雰囲気がお洒落でとてもよかったです。
また、2階にはカーテン・カーテンレール・壁紙・床材・窓フィルムなどの展示販売を行うインテリアショップを併設しています。お近くの方は一度行ってみてください。
まとめ
空室対策は、「アクセントクロス」だけではダメです。どうすればお客様に喜んでもらえるか、どうすればこの部屋に住みたいと思ってもらえるのかを考えれば、色々な対策ができると思います。
思いついたらすぐに実行しましょう。
それでもだめなら次を考えましょう。
これを繰り返していると必ず空室は埋まります。
まずは楽しんでドンドン失敗していきましょう。
目指すところは、退去前に入居申込があることです。
「アクセントクロス」に関するご質問は、こちらから。